ガブチルにメタモンを入れる効用
2013年5月31日 ポケモンカード コメント (19)他人のふんどしですもうをとる記事があまりといえばあまりなのでちょっとガブチルにかかわることを。
ガブチルにメタモンが入っているといろんな方から不思議がられたり、もっと明示的に外すようにアドバイスいただいたりします。なんですが本人としてはエモンガなりいろいろ試してみてここに落ち着いているというところです。
これ、当然ながら私が考えたものではありません。ななはちやさんでお会いしたKomaさんが使われていたのをまねしたんですね。
まねした当初はよくわからずにやっていましたが、使い続けることで自分なりにすこしはその意味を理解できてきたように思いますのでメモとして残してみたいと思います。
メタモンのテキストを念のため記載します。
最初に見たとき、このポケモンをどう使ったらいいのかまったくわかりませんでした。ええ、一ミリも。単体ではこうげきできるわざも持っておらず、ふつうのポケモンのようにはふるまえません。HPも高くもないですし、へんしんしてもすべてを引き継ぐということで進化のように特殊状態から回復するわけでもない。なにこれ?という感じでした。
ところがこの「すべてを引き継ぐ」という特性が進化ポケモンを使うデッキにとって大きなメリットがありました。たとえば前のターンに出しておいたメタモンをたねポケモンに進化させたら、メタモンが持っていた「前のターンからベンチにいた」という状態も引き継ぐのですぐに進化が可能なのです。これによって進化の戦術は飛躍的に幅を持つことができます。そう考えると進化するたねポケモンのHPは総じて低いので、それに比べるとメタモンの70はそこそこ高い、といえます。いきなり一撃で気絶にならない、という感じでしょうか。
ガブリアスとチルタリスという進化のラインを2つ持っているガブチルではさらに重要性が高くなり、一撃で倒されないようにするだけでなく、ガブリアスになるのかチルタリスになるのか、相手に分からないようにできる、というメリットも生まれます。ドラゴンコールができる状態で、メタモンが2体ベンチにいると、うまくすればレベルボールなどを駆使してチルタリスを2体立てて、ガブリアスがいきなり100ダメージの音速斬りを繰り出すことができます。
先を読みあうゲームでこうした奇襲はとても有効です。
もちろんたねポケモンの数を水増しできて、初手にたねポケモンがいない、という状態を減らすことにも寄与してくれます。チルット単騎ではじまるという恐ろしい状態の軽減にもつながります。
そしてもう一つ。
ガブリアス中心のデッキで戦う場合、肉を切らせて骨を断つ的な戦いになることは最初から覚悟しなくてはならないと思っています。
中盤に理想の盤面ができるまでにとられるサイドは2枚くらいまでに抑え、2枚のビハインドを相手のEXを狙っていくことで2枚と1枚で交換しながら取り返す、というイメージです。時折相手の動き出しの悪さやびっくりするような手札の良さに恵まれて短時間で勝つようなこともありますが、まぁそんなことはまれで、終盤に劣勢からガブリアスを3回倒される間に3回EX倒せると勝てるという感じです。
こうした前提で、しかもわたしのデッキのように
「メインアタッカーガブリアス、サブアタッカーガブリアス」
というような場合は5回倒されてもガブリアスがいないと攻撃自体ができませんので、トラッシュから戻してこれるすごい釣竿なりげんきのかけらなりが必須となります。倒されても倒されてもどんどんもどす。まさにG。
ここでメタモンが盤面にいると戻したフカマルが一気にガバイト、あめ利用ならガブリアスになることもできます。けっこう相手にとってはいやな展開になっていると思います。
そんなわけでメタモンがうまく機能していると相手に気が付かれないような形でメタモンは活躍してくれます。うまく動かないとメタモンがずっとベンチや下手するとバトル場にいすわるというかなしい状況にもなりますが。
まとめてみるとメタモンの効用とは
1.たねポケモンの水増し
2.進化のサポート/加速要員
3.相手の想定や戦略を崩すワイルドカード
というあたりになるのではないでしょうか。
ガブリアスでジムチャレに出はじめたころ、上級者の方に「メタモンの使い方をもっと考えたほうがいい」、というアドバイスをもらいました。
それまで私はメタモンを使いながら、上記のようなことをあまり深く考えていませんでした。その指摘をもらってからメタモンは「いつほしいのか」「どうつかうと有効なのか」いろいろ考えるようになりました。
でもまだまだうまく使えないのですけど。そんな奴の書いたことが役に立つかわかりませんが、あくまでメモとして。
まぁつまりはポケモンカード面白いです、ということです。
ガブチルにメタモンが入っているといろんな方から不思議がられたり、もっと明示的に外すようにアドバイスいただいたりします。なんですが本人としてはエモンガなりいろいろ試してみてここに落ち着いているというところです。
これ、当然ながら私が考えたものではありません。ななはちやさんでお会いしたKomaさんが使われていたのをまねしたんですね。
まねした当初はよくわからずにやっていましたが、使い続けることで自分なりにすこしはその意味を理解できてきたように思いますのでメモとして残してみたいと思います。
メタモンのテキストを念のため記載します。
メタモン
たねポケモン
HP:70
タイプ:無色
特性:へんしん
このポケモンは、自分の番に、手札からたねポケモンをこのカードの上にかさねて、そのポケモンになれる。(このポケモンについていたカード・ダメカン・特殊状態・効果などは、すべてかさねたポケモンに引きつぐ。)
弱点:闘
抵抗力:なし
にげる:1
最初に見たとき、このポケモンをどう使ったらいいのかまったくわかりませんでした。ええ、一ミリも。単体ではこうげきできるわざも持っておらず、ふつうのポケモンのようにはふるまえません。HPも高くもないですし、へんしんしてもすべてを引き継ぐということで進化のように特殊状態から回復するわけでもない。なにこれ?という感じでした。
ところがこの「すべてを引き継ぐ」という特性が進化ポケモンを使うデッキにとって大きなメリットがありました。たとえば前のターンに出しておいたメタモンをたねポケモンに進化させたら、メタモンが持っていた「前のターンからベンチにいた」という状態も引き継ぐのですぐに進化が可能なのです。これによって進化の戦術は飛躍的に幅を持つことができます。そう考えると進化するたねポケモンのHPは総じて低いので、それに比べるとメタモンの70はそこそこ高い、といえます。いきなり一撃で気絶にならない、という感じでしょうか。
ガブリアスとチルタリスという進化のラインを2つ持っているガブチルではさらに重要性が高くなり、一撃で倒されないようにするだけでなく、ガブリアスになるのかチルタリスになるのか、相手に分からないようにできる、というメリットも生まれます。ドラゴンコールができる状態で、メタモンが2体ベンチにいると、うまくすればレベルボールなどを駆使してチルタリスを2体立てて、ガブリアスがいきなり100ダメージの音速斬りを繰り出すことができます。
先を読みあうゲームでこうした奇襲はとても有効です。
もちろんたねポケモンの数を水増しできて、初手にたねポケモンがいない、という状態を減らすことにも寄与してくれます。チルット単騎ではじまるという恐ろしい状態の軽減にもつながります。
そしてもう一つ。
ガブリアス中心のデッキで戦う場合、肉を切らせて骨を断つ的な戦いになることは最初から覚悟しなくてはならないと思っています。
中盤に理想の盤面ができるまでにとられるサイドは2枚くらいまでに抑え、2枚のビハインドを相手のEXを狙っていくことで2枚と1枚で交換しながら取り返す、というイメージです。時折相手の動き出しの悪さやびっくりするような手札の良さに恵まれて短時間で勝つようなこともありますが、まぁそんなことはまれで、終盤に劣勢からガブリアスを3回倒される間に3回EX倒せると勝てるという感じです。
こうした前提で、しかもわたしのデッキのように
「メインアタッカーガブリアス、サブアタッカーガブリアス」
というような場合は5回倒されてもガブリアスがいないと攻撃自体ができませんので、トラッシュから戻してこれるすごい釣竿なりげんきのかけらなりが必須となります。倒されても倒されてもどんどんもどす。まさにG。
ここでメタモンが盤面にいると戻したフカマルが一気にガバイト、あめ利用ならガブリアスになることもできます。けっこう相手にとってはいやな展開になっていると思います。
そんなわけでメタモンがうまく機能していると相手に気が付かれないような形でメタモンは活躍してくれます。うまく動かないとメタモンがずっとベンチや下手するとバトル場にいすわるというかなしい状況にもなりますが。
まとめてみるとメタモンの効用とは
1.たねポケモンの水増し
2.進化のサポート/加速要員
3.相手の想定や戦略を崩すワイルドカード
というあたりになるのではないでしょうか。
ガブリアスでジムチャレに出はじめたころ、上級者の方に「メタモンの使い方をもっと考えたほうがいい」、というアドバイスをもらいました。
それまで私はメタモンを使いながら、上記のようなことをあまり深く考えていませんでした。その指摘をもらってからメタモンは「いつほしいのか」「どうつかうと有効なのか」いろいろ考えるようになりました。
でもまだまだうまく使えないのですけど。そんな奴の書いたことが役に立つかわかりませんが、あくまでメモとして。
まぁつまりはポケモンカード面白いです、ということです。