9月に発売されるハイパーメタルチューンデッキの情報が公式サイトに掲載されましたね。1000円で60枚、新しいポケモンEXが少なくとも2種以上入る(ディアルガEXとギルガルドEXが紹介されていることからの最低ラインです。この記事では2枚しか入らないことを前提にしていません。)というのは今までとはかなり仕様が異なります。このデッキがどんな立ち位置の商品なのか、ちょっと判断がつかないでいます。

このところの施策でかなり明確な新規獲得強化策を打ち出している株ポケさん。その流れの一環だとすれば、この構築済デッキも初心者向けと考えられます。

1000円で60枚、ポケモンEXがしっかり入っているデッキとなればお得な印象もあり、入門用に購入を薦めやすいものになり得ます。

そうなれば、内容はコロコロイチバン増刊のXY激闘ガイドに付録でつけたものに近くなるはずで、初心者向けに最低限のサポートとエネルギー、その他のポケモンという仕様になるだろうと思います。

ただ、その場合本当に初心者にとっていい商品なのか、という疑問も湧いて来ます。同時期に発売される拡張パックのファントムゲートは超タイプをメインに据え、雷タイプがサブになるだろうと思われます。そうなると鋼の軸のこのデッキから拡張パックを購入することで強くして行くという流れが作りにくいのではないでしょうか?

また、初めて購入する構築済デッキであるならば、お求めやすくするためとはいえマーカー類がついていないというのは不親切かもしれません。

初心者向けではないとしたらどんな目的が考えられるでしょうか。

商品のターゲットがカードのコレクターであれば、この構築済デッキでしか手に入らない2種のポケモンEXというのは十分な惹きになると思います。
しかし、新たな商品を作る際にメインターゲットにするにはあまりにニッチな層です。

ベテランプレイヤー向けの可能性もそこそこにあります。ギルガルドEXの特性はなかなか面白く、揃えておきたいカードと考える人も多いでしょう。その場合には必須カードとなり得るようなグッズかスタジアムの封入が不可欠になりそうです。

近いところではシャドーサークルやフェアリーガーデンが注目されたイベルタル30、ゼルネアス30の構成に似てくるかもしれませんね。

さてさて、どちらに寄せてくるのか楽しみです。発売までいろいろ妄想しつつ、続報に期待したいとおもいます。

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