一年ほど前から不定期に開催してきた自主大会、「きる☆みぃ杯」も第5回を迎えることができました。ひとえに参加してくださるみなさまや趣旨を理解し協力してくださるみなさまのおかげです。ほんとうにありがとうございます。

きる☆みぃ杯は単純にじぶんたちが楽しめる場として作れないかという気持ちから始まりました。ジムチャレンジやジムバトルでは勝つことが難しかったり、原則単独での対戦のために親子で楽しむという部分が弱かったり、という「もうちょっと」をなんとかできないかとうちのリーダーが構想(妄想?)し、その後チームでやることにしたものです。

わたしとしてはまさかこんなに回数を重ね、多くのみなさまに参加いただける会にできるとは正直思っていませんでした。一度やったら飽きるかも、とか思っていました。チームメンバーに感謝しなくてはなりません。

開催前だというのにこんなことを言い出すのもなんですが、きる☆みぃ杯は強くなることを目指していません。真剣勝負とはちょっと違った空気の中で行われていますから、きっとここに参加してもプレイスキルはあがらないし、変な人たちが多いので環境について学ぶこともないでしょう。そのあたりは他の自主大会とはずいぶん趣が違うのだと思います。

いやめざすゴールは最終的に同じかもしれませんが、ゴールではなく入り口を見ている、というのが正しいでしょうか。強くなるために必要な、「勝つための経験を積む」、ということの前に、まずは気軽にたのしくポケモンカードという「対戦ゲームにふれてもらう」ことを目指しています。

野球のリトルリーグやサッカーのジュニアユースなどのように、選抜されていくピラミッドにはいる手前、草野球や体験教室のような、まずは楽しさを体験するところだと思っていただけるとわかりやすいでしょうか(余計にわからないかもしれない)

キャッチボールをしたり、パスからシュートしてみる、というような純粋にできるようになることを楽しむこと。勝利してうれしいと思うこと。そんな単純なことを大事にしています。まずは楽しさを知らなければ上達したいとも思えないはずです。楽しさを知り、いろいろと試行錯誤する、その部分を大切にしたいと思います。

きる☆みぃ杯参加者には「あえて」マイナーなポケモンでデッキを組んでくる変な大人がたくさんいます。そして対戦ではこどもにも手加減なんてしません。でも負けても「あちゃー」なんていいながらもたのしくプレイしていると思います。

ぜひそんな「緩い」空気の中でこどもたちには試行錯誤していただきたいです。ジムバトルに出る前の腕試しでも構いません。サイドイベントならこどもたちが自身で考えた謎構築も試せます。

これからもきる☆みぃ杯は緩い空気の中で開催されていくと思います。
この緩い考えが許される限り、ですけれども。

参加者のみなさまと一緒にたのしくポケモンカードができることを楽しみにしています。

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