「対象がいません」なのか「持ってきません」なのか
2013年11月9日 ポケモンカード コメント (8)どうも。
11月8日はポケモンカードゲーム最初の商品「はじめてセット」の発売日でしたね。
これにあわせて新しいルールがどっと追加され、ほぼカードは同じなのに環境にはすくなからず影響が出そうな状況になりました。これはモチベーション上がりますねー
そんな中体調を崩して客先から直帰するヘタレっぷりを披露し、ジムチャレンジあらためジムバトルに参戦かなわず。20:00くらいにふとんにはいり、先ほど目が醒めてしまいました。これは体調悪化のフラグ…
とはいえポケモンカード白熱のながれにのって、ハムさんとのコメントでのやりとりが興味深かったので記事にしてみます。どこまでも初心者目線なので間違っている場合にはどしどしご指摘いただければと。
今回追加・変更された新しいルールの中で我が家に大きく関係するのは山札へのアプローチに対する考え方の変更です。一旦公式の見解の一部を引用してみたいと思います。
これはモンスターボールなどポケモンを山札から手札に持ってくることのできるカードに対しての解説です。つまりこれまでボールを使ってポケモンを持ってこない、という状態になるのはデッキの中に(対象となる)ポケモンがいなかった場合のみでしたが、デッキの中に対象となるポケモンがいても「持ってこない」という選択ができると改定されました。
これによりなにが大きく変わるかというと「デッキの状況にかかわらずおなじコメントが出来る」ということになります。従来は対象となるポケモンがいる場合には絶対に選択しなくてはならず、逆に持ってこない場合には「対象となるポケモンがいません」という情報を対戦相手に与えることになっていました。これは正直かなりのディスアドバンテージになっていたかと思います。
強豪プレイヤーの方は一度山札にアクセスしたら内容をだいたい把握しているのだと思いますが、わたしのようなヘタレは使い続けたデッキでさえガブリアスラインの数を確認しておくこと程度しか出来ていませんでした。そんな記憶力の怪しいおじさんや覚えようとしていないこどもにも優しいルールになったと思います。
海外では以前から対象がデッキにいたとしても「対象がいません」と答えられるという話でしたが、日本では選択が認められたことで「持ってきません」という宣言ができます。じつはこの2つの宣言は効果としては同じかもしれませんが意味合いがまったく違います。
「対象がいません」という宣言では対象となるポケモンがいる状態であっても「いない」と宣言することになります。
対して「持ってきません」という宣言は自らの意思で選択しないことを提示しているだけですので、デッキの中にポケモンがいなくても「持ってこない」という行為を伝えることになります。
どちらの場合も宣言が一貫しているために対戦に現れる効果は同じです。「ポケモンがデッキの中にいるのかいないのか」という重要な非公開情報であるデッキの中身を相手に伝えることをしなくてすむようになります。
しかしながら前者は状態を宣言してしまっているので、「いる」のに「いない」というある意味虚偽の情報を相手に伝えるということになります。それに対し、後者はデッキの内容には触れず、自らの行為について相手に伝えることになります。対象となるポケモンがいない場合、実際には「持ってこれない」という状況なわけですが、そこを行為として「持ってこない」と宣言するということです。
虚偽となる宣言を避けることはジュニアの選手がプレイするにあたっては非常に重要なことだと思います。ルールで「嘘をついて良い」ということを一般常識の「嘘をついてはいけない」ということと切り分けて判断することが難しい年頃のこどもたちもいるわけで、そこを回避できるという意味でたいへん意義があります。今回の公式の発表は彼ら彼女らを混乱させないためにもよりより裁定であると理解しています。
そんなわけでジュニアとの対戦も多く、またおとうさん・おかあさんプレイヤーも多いポケモンカードでは「対象がいません」ではなく「選択しません」「持ってきません」と宣言していたいと思います。
11月8日はポケモンカードゲーム最初の商品「はじめてセット」の発売日でしたね。
これにあわせて新しいルールがどっと追加され、ほぼカードは同じなのに環境にはすくなからず影響が出そうな状況になりました。これはモチベーション上がりますねー
そんな中体調を崩して客先から直帰するヘタレっぷりを披露し、ジムチャレンジあらためジムバトルに参戦かなわず。20:00くらいにふとんにはいり、先ほど目が醒めてしまいました。これは体調悪化のフラグ…
とはいえポケモンカード白熱のながれにのって、ハムさんとのコメントでのやりとりが興味深かったので記事にしてみます。どこまでも初心者目線なので間違っている場合にはどしどしご指摘いただければと。
今回追加・変更された新しいルールの中で我が家に大きく関係するのは山札へのアプローチに対する考え方の変更です。一旦公式の見解の一部を引用してみたいと思います。
今までの裁定では、山札にポケモンが1枚以上あった場合は、必ず1枚選んで持ってこなくてはいけませんでしたが、今回の変更により、山札にポケモンが1枚以上あった場合に
【a】1枚選んで持ってくる
【b】0枚選ぶ=1枚も選ばない
のいずれかを選択できるようになります。(以下略)
これはモンスターボールなどポケモンを山札から手札に持ってくることのできるカードに対しての解説です。つまりこれまでボールを使ってポケモンを持ってこない、という状態になるのはデッキの中に(対象となる)ポケモンがいなかった場合のみでしたが、デッキの中に対象となるポケモンがいても「持ってこない」という選択ができると改定されました。
これによりなにが大きく変わるかというと「デッキの状況にかかわらずおなじコメントが出来る」ということになります。従来は対象となるポケモンがいる場合には絶対に選択しなくてはならず、逆に持ってこない場合には「対象となるポケモンがいません」という情報を対戦相手に与えることになっていました。これは正直かなりのディスアドバンテージになっていたかと思います。
強豪プレイヤーの方は一度山札にアクセスしたら内容をだいたい把握しているのだと思いますが、わたしのようなヘタレは使い続けたデッキでさえガブリアスラインの数を確認しておくこと程度しか出来ていませんでした。そんな記憶力の怪しいおじさんや覚えようとしていないこどもにも優しいルールになったと思います。
海外では以前から対象がデッキにいたとしても「対象がいません」と答えられるという話でしたが、日本では選択が認められたことで「持ってきません」という宣言ができます。じつはこの2つの宣言は効果としては同じかもしれませんが意味合いがまったく違います。
「対象がいません」という宣言では対象となるポケモンがいる状態であっても「いない」と宣言することになります。
対して「持ってきません」という宣言は自らの意思で選択しないことを提示しているだけですので、デッキの中にポケモンがいなくても「持ってこない」という行為を伝えることになります。
どちらの場合も宣言が一貫しているために対戦に現れる効果は同じです。「ポケモンがデッキの中にいるのかいないのか」という重要な非公開情報であるデッキの中身を相手に伝えることをしなくてすむようになります。
しかしながら前者は状態を宣言してしまっているので、「いる」のに「いない」というある意味虚偽の情報を相手に伝えるということになります。それに対し、後者はデッキの内容には触れず、自らの行為について相手に伝えることになります。対象となるポケモンがいない場合、実際には「持ってこれない」という状況なわけですが、そこを行為として「持ってこない」と宣言するということです。
虚偽となる宣言を避けることはジュニアの選手がプレイするにあたっては非常に重要なことだと思います。ルールで「嘘をついて良い」ということを一般常識の「嘘をついてはいけない」ということと切り分けて判断することが難しい年頃のこどもたちもいるわけで、そこを回避できるという意味でたいへん意義があります。今回の公式の発表は彼ら彼女らを混乱させないためにもよりより裁定であると理解しています。
そんなわけでジュニアとの対戦も多く、またおとうさん・おかあさんプレイヤーも多いポケモンカードでは「対象がいません」ではなく「選択しません」「持ってきません」と宣言していたいと思います。
コメント
ほぼ同じ時間に目が覚めたJuryですw
日本語の難しさを改めて実感。
気をつけます。
それでいこうと思います。
体調、ご自愛ください。
癖でいってしまいそ打てますが意識してプレイします!
なんてしょうもないことを思っちゃいました
遠足前のこどもでしょうかw
ゲームのルールやテキストは本当に難しいですね。高校時代にボードゲームにはまっていた頃は様々なルールの表現に悩まされました。特に輸入物の簡易訳がついてるやつは酷くて。
その点ポケモンカードはまだ読みやすい方です。FAQはもう少し親切だといいですけど。
はいー、統一しておけばマイナスは無いはずです。
わかりやすいですね、その方が。テキストか長くなるのが難点ですが…
ま、こどもとやる時にだけでも気にしていただけたらと。また対戦したいですね。